ホーチミン|地元の人たちに愛されるフーティウの屋台「BA HOANG」

ベトナムの麺料理で代表的なものはphở(フォー)。
北ベトナムが発祥とされ、うるち米を細かくひいて水で溶き、それを蒸し上げて裁断する麺を使っています。

カンボジアから入ってきた麺料理「フーティウ」

一方、南部の代表的な麺料理とされるのがフーティウ(Hu Tieu)。
もともとはカンボジアの麺料理「クイティウ」が源流といわれ、名称は「フーティウ・ナンバン」(南旺 ナンバン=カンボジア)と名付けられています。

米を使用するのはフォーと同じですが、製造過程が異なっており、フーティウは一度乾燥させてから裁断することによって、フォーにはない独特のコシを生み出しているのが特徴です。

『BA HOANG』は朝から満席!

ベトナム南部の麺料理だけにホーチミンではフーティウの店が幾つかありますが、私が来店したのは『BA HOANG』。
ホーチミンの統一会堂の北側に位置し、Vo Van Tan通りから小道に入った場所で営業しています。

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フーティウの人気屋台『BA HOANG』

レンタルバイクでこの辺りを通ったのは朝9時。
おおよその場所は掴んでいたのですが、なかなか見つからない。
そう、小道に入らなければならないことを知らず、なんどもVo Van Tan通りを右往左往していたわけです。

入口となる目印は緑色のアーチ。
これをくぐると右手の壁沿いにずらっと並ぶテーブル群がフーティウの人気店『BO HOANG』です。

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『BA HOANG』の入口。隣りのATMも目印

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料理を担当する女性。カメラ目線はもらえませんでしたが撮影はOK!

朝9時に来店すると、ほぼ満席!
黙々とフーティウをすするみなさまの姿を見ると、一刻も早く食したい衝動に駆られる!
しかしテーブル席が空いてない!

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壁沿いに並ぶテーブル席で黙々とフーティウをすする『BA HOANG』来店のみなさま

朝からローカルの店に外国人が来て、右往左往していたからか、スタッフのおじさんが優しく声をかけてくれました。
作業に使っていたテーブルを一つ開けてくれたようです。
ありがたやー。
私が着いたテーブル席は小道の一番奥にあり、目の前では2人の女性がハーブ類をもぎる姿が。
こういった作業を眺めながらの食事はこれまた格別。
私がカメラを構え「写真いい?」とジェスチャーで問うと、瞬時にカメラ目線&笑顔!

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1日に20時間も営業している『BA HOANG』だから、もぎっているハーブの量が半端ない!

コシがある麺とほんのり甘いスープのフーティウ・ナンバン

そして運ばれたきたフーティウ・ナンバン。
乾燥させた麺を裁断しているため、丸くなく、角が立った麺で、スープはほんのりと甘め。
豚バラ肉、茹でたレバー、豚ミンチ肉、エビなどが具材としてトッピングされています。

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トッピングされた揚げニンニクの風味が効いたフーティウは格別!

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フーティウの麺は半乾燥させてから裁断しているので四角い麺になっています

これに、別皿で盛られたハーブや野菜をどっさり盛れば完成!
麺はフォーとは違いコシがあり、甘めのスープがしっかりとした麺との相性がいい。
ハーブの爽やかさが口の中に広がり、ホーチミンの朝の空気とマッチする。

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ハーブや白菜を盛るのは必須でしょう!

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プリプリのエビもトッピングされています

屋台での料理は、街の空気とともに食すのが旨さをぐっと引き上げているように思います。

親切なスタッフばかりの『BA HOANG』

私はベトナム語を話せないもんだから、指さし会話帳を取り出し、ハーブをもぎる女性にあれこれ聞いてみました。

「●×□△●▲■×」

返答してくれるものの、何を答えているのかチンプンカンプン。
そうこうしているうちに、中年男性従業員までテーブル席に来て、笑顔でベトナム語を話してくれるのですが、これまた理解できず、外国人客が珍しいのかあれこれ話してくれるので、理解できぬまま「うんうん、そうだそうだ」と頷いていると、嬌声をあげて喜んでくれました。

言葉が分からず通じずとも、それでもなんとかコミュニケーションをはかろうと務めると、楽しい食事になるものです。

【SHOP DATA】
「BA HOANG」
TEL:(+84)938-55-3373
OPEN:6:00-2:00(無休)
ADDRESS:46, Vo Van Tan F.6-Q.3,TP.Hồ Chí Minh,
PRICE:フーティウ・ナンバン40,000VND

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ABOUTこの記事をかいた人

1974年生まれ、大阪府出身。2011年にタイ・バンコクへ移住。2015年より「激旨!タイ食堂」、2016年より本サイト「激旨!アジア食堂」の運営開始。2017年、タイ国内や東南アジアの旅を扱う旅行会社TRIPULL(THAILAND)Co.,Ltd.を立ち上げる。Twitter:@nishioyasuharu