ホーチミン中心部はどこもかしこも交通量が多く、無数のバイクが川のように流れ、信号がなければ道路を横断するだけでも命がけです。
どこも渋滞気味のホーチミンですが、レタントン通りはホーチミンの中でもかなり交通量が多い通りでしょう。
夕刻、動画で撮影したレタントン通りはこんな感じです。
ベトナム・ホーチミン到着。 pic.twitter.com/ojb8llykQk
— 西尾 康晴@Bangkok (@nishioyasuharu) 2017年7月27日
私の足を止めたレタントン通り沿いの商店
レタントン通りで多いのは交通量だけではなく、ホーチミン屈指の日本食店密集エリアであり、それにあわせ周辺には日本人向けカラオケクラブも数十軒点在しています。
無数のバイクが濁流のように流れ夜はネオンが煌めくレタントン通り。
そんな通りをふらふらと歩いておりましたら、とある商店の前で足が止まりました。

ふつうの商店ですが、店頭にはバインミーの屋台、SIMカードも売ってりゃ、料理も提供。

このバインミー屋台が目印
看板が掲げられてもおらず、店前ではバインミーを売る屋台が占拠している、なんの変哲も無い商店。
だと思いきや、ガスコンロを使い最大火力で小さな土鍋を煮込んでいる。
これを見た私は商店の前に足を止め、カメラを取り出し撮影開始。
土鍋を使い調理すると、一般的なステンレスなどの鍋に比べると3倍は美味しく見えるという私の持論があり、それほど土鍋には強烈な魅力があると思っています。
何を煮込んでいるのかが気になる。
土鍋の近くまで行き、許可なく勝手に覗き込んでみました。
カエルです。
さばかれた後なので原型はとどめていませんが、間違いありません。
そこいらの商店が片手間に「カエルの土鍋煮込み」をやっているってどうですか!!
どっちが本業かは分かりませんが、とりあえず食ってみようと店頭の小さなテーブル席に腰をおろしました。

土鍋に青々としたネギ。引き寄せられるコンビネーションです

デートの食事処としても利用されているようです
クセはなく濃い味付けのカエル肉
あらかじめ煮込んで味付けをしたカエル肉をまずは土鍋に入れ、ある程度煮たのち、ネギをどっさりと上からかぶせます。
カエル肉を煮込んでいる様子は私のTwitterで発信しました。
以下がその動画です。
レタントン通りの商店で食べた一皿。
土鍋で煮込まれているのはカエルです。 pic.twitter.com/fZh3V8r6dP— 西尾 康晴@Bangkok (@nishioyasuharu) 2017年7月28日
カエル肉の土鍋煮込みはそれ単体だけではなく、お粥も一緒にいただくのがデフォのよう。
濃い味付けなのでお粥が合うのは確か。



レタントン通りへと目を向けると相変わらず交通量は多く、低いテーブルに腰をおろしその様子をぼんやりと眺めながらカエル土鍋をつつきビールをいただく。
レタントン通り沿いでこういった食事ができる店は少ないでしょうし、貴重な商店なのかもしれません。
【SHOP DATA】
「レタントン通りの名も無きカエル鍋の商店」
OPEN:24時間
PRICE:土鍋のカエル煮込み75,000ドン、ビール(缶)15,000ドン
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