日本のテレビ番組でも紹介されたビエンチャンのカオピアック食堂

ラオスの麺料理を代表するものといえば、カオピアックでしょう!
特徴は、米にタピオカ粉を混ぜていることにより、麺にもちもち感があることです。
これはベトナムの麺料理に由来する製法で、ラオス料理とベトナム料理の親密さをうかがわせる代表的な料理一つと言えます。

ビエンチャンでの一食目はカオピアックと決めていたのに……

わたしが来店したのはビエンチャンのカオピアック食堂。
エアアジアでバンコクからヴィエンチャンに到着し、ホテルにチェックインが完了するや、レンタル自転車を借りてすぐに向かったのが『カオピアック・セープ』です。
ネット上で情報を見ると、日本のテレビ番組で紹介されたことがある食堂だとか。
ビエンチャンでの第一食目はここのカオピアックと決めていたので、閉店時間である16時に来店しました。

店前に自転車を停め、さっそうと店内に歩を進めると、従業員から伝えられたのは、予想だにしていなかった哀しい事実……。

「今日はもう閉店しちゃったの」

閉店時間って19時じゃないんっすか!?
店の奥でまんじりとテレビ番組を観賞しているおばちゃんは、“仕事終わった感”でのんびりくつろいでます…。

この日、わたしはカオピアックを諦め、翌朝、朝一番に来店することを心に決め退散いたしました。

ビエンチャンで借りたママチャリがうるさいのなんの!
漕ぐたびに「ぎーこ。ぎーこ。ぎーこ」といった喘ぎ声を発し、悶絶しているのでございます。
そんなママチャリを朝っぱらから漕いで『カオピアック・セープ』に到着したのは朝7時30分。
開店時間ギリギリに来店しても開店していない恐れがあったので、30分ほどずらしてみました。

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出勤前のラオス女性たちが朝食を楽しんでいました

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英語表記ではDELICIOUS NOODLEです

東南アジア、特にわたしの本拠地であるタイは時間にルーズなことが多い。
日本だと開店時間ぴったりにオープンする店がほとんどでしょうけど、食堂レベルの店になると30分ぐらい遅れるのは日常茶飯事。
いきなり、何の予告もなく閉店していることも珍しくありません。

7時30分にお店の前に到着すると開店していて、すでに何人かのお客さんがカオピアックをすすっている。
う、うまそう…。

出てきたのは具だくさんなカオピアック!

朝の清々しい空気、爽やかな気温。
屋外の席で待っていると、数分でカオピアックが現れました。
ビエンチャンでカオピアックを食したことは数回しかありませんが、ここのカオピアックは具だくさん!
ムーグロップ(揚げた豚肉)や豚足、うずらの卵がトッピングされています。

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具だくさんでありスープも旨い!

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麺のモチモチ感はカオピアックならでは

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豚足がトッピングされている東南アジアの麺料理は珍しいのでは

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パートンコー(揚げたパン)もテーブルに並んでいます

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カオピアックの生麺

麺はモチモチ、そのうえ薄らととろみがあるスープは熱々。
すすればすするほど多幸感に浸れる一杯です!

「うちの店は創業してどれくらいかな。30年ぐらいじゃないかしら」

食べ終わり額から汗を流すわたしはは、女性従業員(店主?)に話しかけました。
幸い、ビエンチャンではタイ語が通じるため、多少はお話しを聞くことに成功。

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たぶん左の女性が店主だと思います……

葉に包まれたカオトムという一品も注文

瞬く間にカオピアックを完食したわたしは、店頭に並んでいる葉に包まれた一品に目が釘付けになりました。

ーーこれって何て言う料理?

「カオトムよ」

タイ語でカオトムといえば、雑炊です。
葉に包まれ何が潜んでいるのか分からないものの、雑炊ではないことは明らか。

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キレイな形に整ったカオトムという料理

この一品の正体を確認すべく、朝一番からカオピアックを完食した胃袋を説得し、カオトムを食べてみることにしました。
店主は葉を一枚ずつめくり始める。
すると、緑色のもち米が現れた!
これを皿に取り出し、箸でいただくようです。

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何枚もの葉に包まれていたのはもち米!

そ〜っと箸で内部を確認すると、挽き肉が具材として入っています。
一口頬張る。
甘いのかと思っていたもち米はまったく甘くなく、ほのかな塩気をまとっています。
挽き肉の正体は豚肉で、この一品の印象は「もち米のおむすび」といった感じです。

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変わった風味はなく食べやすい

カオピアックのお供に食べてもいいでしょうけど、米麺ともち米ですからね!

『カオピアック・セープ』にはジョーク(お粥)もあり、清々しい朝の空気を味わいながら、いろんな朝食メニューが楽しめます。

【SHOP DATA】
「カオピアック・セープ」
TEL:020-7761-5797,020-5561-6405
OPEN:7:00-19:00(無休)
PRICE:カオピアック12,000キープ

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ABOUTこの記事をかいた人

1974年生まれ、大阪府出身。2011年にタイ・バンコクへ移住。2015年より「激旨!タイ食堂」、2016年より本サイト「激旨!アジア食堂」の運営開始。2017年、タイ国内や東南アジアの旅を扱う旅行会社TRIPULL(THAILAND)Co.,Ltd.を立ち上げる。Twitter:@nishioyasuharu