”ベトナムの熱海”とのキャッチフレーズを持つブンタウ。
ホーチミンの南東に位置し、バスで2時間半ほどの距離にあります。
ホーチミンからブンタウへの行き方やらは、前回の記事で書いておりますのでそちらをご参考に。
“ベトナムの熱海”と呼ばれるブンタウで出会った 白身魚入り鍋Lau Ca Duoi
今回のブンタウ滞在で利用したのは『Lotus Apartment Hotel』。
ビーチが近くて近所にはパブがあり、料金は安く、悪くないホテルでした。
海辺の街に来たのだから海鮮類を食わなきゃならんだろうとの魂胆を持ち、この日の夕食としてターゲットにしたのはシーフードです。
情報収集した結果、岬の周辺にローカルピープルが集まるシーフードレストランが密集していることが判明し、その中でも『Thành Phát』なるレストランが、かなり評判が高いとのこと。
さすがに歩いては行けそうにないので、タクシーを捕まえ運転手に店名を見せて向かいました。
宿泊したホテルから『Thành Phát』まではこのような道のりです。
Thành Phátに到着すると超満席!
タクシーで10分ほど北上し岬へと進んでいくと、道の両側にシーフードレストランがちらほらり。
賑わっている店もあれば、閑古鳥が姦しく鳴いている店もあったりと悲喜こもごもですが、到着した『Thành Phát』は超満席!
これほどの客入りならば店主は毎日笑いが止まらず、さぞ腹筋が鍛えられているに違いない。
しかも『Thành Phát』は店舗が一つだけではなく隣と真向かいにも構えている。
ほぼほぼ満席でしたが、なんとかテーブルをひとつ用意してもらい、メニューを眺めます。
英語表記されている料理もあるので、これをじっくり読めばオーダー可能です。
基本はメニューを見て選べますが、海鮮類のオーダーだけはメニューからではなく直接見て選ぶようです。
席を離れて表へ出ると、カニやエビがぶっこまれているバケツがずらり。
巨大な牡蠣が無造作に放り込まれているバケツはあまりにも魅力的で、この中に顔面を突っ込みたくなる衝動に駆られます。
他にもエビやらカニやら豪華メンツが並び、ベトナム人はそれらを見て量と調理法をスタッフに指示しています。
ベトナム人にとっては難なくできることでしょうが、ベトナム語を話せない私にとって、こんなハードルの高い注文方法がありますか!
とりあえず牡蠣を指差しては「No,Cook!!! No,Cook!!!」と言ったり、カニを指差しては「Boild!!! Boild!!!」と言って、それぞれ1kgずつをオーダーいたしました。
生牡蠣
この巨大な生牡蠣が1kgで65,000ドン。
日本円に換算すると300円!
たった300円で1kgの生牡蠣が楽しめるだなんて、ブンタウはなんて素敵なんだー!
と感動したわけであります。
茹で蟹
カニは数種類があり、指差しで選んだのはこちら。
茹でてもらいました。
こちらのお値段は1kgで58,000ドン。
280円!!!
やばいですよ、ブンタウ。
茹でたてのカニを「あつ!あつ!」とか言いつつ格闘し夢中で頬張っていると、しゃべらないこと甚だしい!
カニ味噌もたっぷり入っていて大満足。
その他にもちょこちょこといただきましたが、もっと食べたかった。
シャコの丸焼き
ベトナム人がインスタグラムにアップしていた投稿です。
注文しようと思っていたのに忘れていたのがシャコ。
生牡蠣や茹で蟹などで腹一杯だったし、運ばれてきても食べられなかったかもしれませんが。
このエビも旨そうです!
低料金で新鮮な海鮮類が楽しめる良い店なんですが、アウェーの者にとっては注文が大変。
次回は現地在住の日本人か、日本語が話せるベトナム人と同行して来店したいものです。
【SHOP DATA】
「Vựa Hải Sản Thành Phát」
TEL:+84-254-3550-595
OPEN:9:00-23:00
ADDRESS:334 Trần Phú, Phường 5, Tp. Vũng Tàu, Bà Rịa – Vũng Tàu,
PRICE:生牡蠣65,000ドン/kg、茹で蟹58,000ドン/kg
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