ビエンチャンでカオチーサイクワン(ラオス風バケットサンド)ならPVOは外せない!

本日現在、ハノイやホーチミンなどベトナムのネタがもっとも多い「激旨!アジア食堂」ですが、こともあろうかバインミーをいまだ紹介していません!
ベトナムへ行けば必ず食す一品なのに、有名店へ行くタイミングを逃し、そこいらの店でバインミーを食ってしまったためです。
心から深くお詫び申し上げます。

ベトナムのバインミーを紹介していないにもかかわらず、「ラオスのバインミー」とも呼ばれるカオチーサイクワンを取り上げさせていただくことにいたしました。

カオチーサイクワン(バインミー)とは?

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「バインミー」や「カオチーサイクワン」と聞いても分からない方もおられると思うので、簡単に説明しておきます。
ご存知の通り、ベトナムもラオスもフランス統治時代(植民地時代)を経ています。
ベトナムは1887年から1945年までの67年間、ラオスは1899年から1953年までの53年間と植民地時代が長期に渡った結果、フランスの食文化も根付き、その一つがバインミーやカオチーサイクワンです。

表面をさっと焼いたフランスパンに、パクチーなどのハーブや野菜、ハムなどを挟んだバケットサンドで、ベトナムでは「バインミー」、ラオスでは「カオチーサイクワン」と呼ばれるようになりました。

ハノイやホーチミンの路上でフランスパンを売る屋台が珍しくないように、ラオスのビエンチャンでもときおり見かけます。
カオチーサイクワンをいただける店は多いけれど、ではどこが評判なのか。
現地の情報を収集すると、どうやら『P.V.O Vietnamess Food』のようです!

『P.V.O Vietnamess Food』はほぼ満席!

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漕ぐたびに異音を発するママチャリで向かった『P.V.O Vietnamess Food』。
店の前には大量のバイクが停められ、店内は白人客を主にほぼ満席状態。
小さなテーブルへ通されたわたしは、バインミー、じゃなかったカオチーサイクワンとホームメイドのラオコーヒーをオーダー。

フランスパン半身と1本を使った2タイプから選べるのですが、わたしは欲張り、1本を使ったカオチーサイクワンにしました。

具材がたっぷりサンドされたカオチーサイクワン

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表面をパリッとなるまで焼いたフランスパンに、野菜やパクチー、ムーデーン(チャーシュー)がたっぷり挟まれている。
口を思いっきり広げ頬張ると、パリっとしたフランスパンは中はしっとりとしていて、食感とともに広がるのはパクチーの薫り。
ムーデーンやムーヨーたちの味わいも絡み、至福のひとときに浸れます。
これはベトナムのそこいらで食べるバインミーよりも旨い!
ただ一つ失敗したのは、フランスパン1本を使ったカオチーサイクワンは1人で食すには少々サイズが大き過ぎた…。

ホームメイドのラオコーヒーは独特の苦味があり、わたし好み。
カオチーサイクワンとの相性もよく、ボリュームはありましたがきっちり完食いたしました。
『P.V.O Vietnamess Food』にはカオチーサイクワンの他に、生春巻きやブンといったベトナムの麺料理も揃っています。

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PVOに来店するなら早めの時間がベター

わたしが食べ終えたのは13時過ぎ。
昼を過ぎた時間帯でしたが、それでも客足は止まることなく来店者で賑わい続けています。
そんな状況ですので、この時間になると鶏肉が品切れ。
平日は16時30分で閉店するので、なるべく早めの時間に来店したほうがいいでしょう。

ちなみに『P.V.O Vietnamess Food』ではバイクの貸し出しもやっています。
来店時に見た、店前に並んでいる大量のバイクはレンタルバイクだったのね…。

【SHOP DATA】
「P.V.O Vietnamess Food」
TEL:021-214-444,020-5551-5544
OPEN:6:30-16:30(月一回、最終日曜日だけ休み)
※日曜日のみ13:30閉店
PRICE:カオチーサイクワン(半)10,000キープ、(全)20,000キープ

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