ジョグジャカルタ駅の目の前を東西に走るJI.Ps.Kembang通り。
時間は22時を過ぎ人通りもほとんどなく、薄暗いことこの上ない通りをホテルへ戻る道すがら歩いていたら、フライパンを威勢よく振っている屋台に出会いました。
ジョグジャカルタ駅近くのテーブルもない屋台
屋台といってもテーブルが出ておらず、2人いた先客は店が用意したものなのか廃棄されていたのか不明な椅子に座って麺をすすっています。
ガス火の強火を使いフライパンで炒めていたので、ヤキソバの類いかと覗き込んだら、ラーメンっぽい。
人通りはほぼない、電灯はちょぼちょぼと灯っているだけ。
しかも夜も遅い時間なのでホテルへ足早に戻るのが賢明でしょうが、プライパンの中でスープとともに煮込まれている太麺を見たら、己を制御できなくなりました。
これは長崎チャンポンか!?
一杯注文!
出てきた丼からは、これでもかというほどの湯気と食欲を刺激する薫りが立ち昇っています。
中をのぞくと、スープの量といい太麺といい長崎チャンポンを彷彿とさせる姿。
しかもかなりの太麺です。
タイに長らくすんでいると、太麺といえば米麺ばかりで小麦粉を使用した麺は細麺〜中麺ばかり。
久しぶりの極太麺の出会いに歓喜し、熱いスープをものともせずがっつり!
姿だけではなく味の雰囲気も長崎チャンポンに似ている、この麺料理。
インターネットで調べてみたのですが、該当するような料理を見つけることはできず……。
いったい何という料理名なんでしょうか。
ちなみに店主は英語が少々喋られるので、難なく注文することができますよ。場所は薄気味悪い路地の入口を目印にすれば分かりやすいでしょう。
【SHOP DATA】
「名も無きチャンポン麺屋台」
OPEN:19:00-1:00
PRICE:チャンポン麺1万5000ルピア
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