おひさしぶりです。
前回の記事を更新したのが2019年9月でしたので、約4年ほど更新が止まっておりました。
なにかの検索で本ブログが引っかかりご覧になった方は、完全に休眠したブログと思われたでしょう。
長期間も更新していなかったのはやる気がなくなったからではなく、コロナでございます。
2020年初頭から始まったコロナ禍によりタイから出られなくなり、ブログは完全にストップ。
コロナ禍が明けたその後からはといえば、「タイ東北地方全県の旅」に始まり「タイ南部全県の旅」、「タイ北部全県の旅」と、タイ国内の旅ばかり。
激旨!アジア食堂の更新どころではありませんでした。
そして2024年。
約4年ぶりにこのブログを更新するタイミングがやってきたのでございます。
コロナ明け最初のアジア旅はベトナムです。
地元民が集う路上ビアホイ店『Bia Bà Bát』
本ブログは、タイ以外の東南アジアの「飯」にフォーカスし、紹介していくことを主旨として立ち上げました。
これまで紹介してきたのはベトナム、インドネシア、ミャンマー、ラオス、マレーシア。
その中でもっとも多くの記事を世に送り出してきたのはベトナムです。
その理由は非常にシンプルで、ベトナム料理が好きだから。
タイから安価で気軽に行けるのも理由のひとつです。
そして久々のベトナム。
まず訪れたのは首都ハノイです。
ハノイといえば旧市街ですので、そのど真ん中でホテルをとり、チェックインを済ませると早々に街歩きから始めました。
古い街並みはいまだ健在ではありますが、新しい店が増え、呼び込みが激しい!
中心部は喧騒が増していてすっかり変貌しておりました。
私が求めていたのは、こんな今風な店ではない!
ネオン煌めく通りを抜け、ふらふらと歩いておりましたが、求めていた店がありましたよ。
欧米人はほとんどいない、地元民が集うビアホイの『Bia Bà Bát』です。
ビアホイとダウフーザンタムハン(Dau Phu Ran Tam Hanh)で乾杯
通りに並べられたテーブルは、ベトナム人のおじさんたちでほぼ満席。
空席が見当たらないのでスタッフに声をかけてみたところ、新たにテーブル席を用意してくれました。
隣ではベトナム人のおじさんたちがビアホイを傾け、盛り上がっている。
求めていたのはこの雰囲気なんだよなぁ。
まずはビアホイを注文し、5年ぶりに味わう。
この薄いビールを路上でぐびぐび飲むのがたまらんのだよ!
「これ美味しいぞ」
隣のおじさんがテーブル上の料理を指差しておすすめしてくれました。
厚揚げにネギがたっぷりと乗った一品。
調べてみたところ、ネギをヌクマムに浸し厚揚げに乗っけた「ダウフーザンタムハン(Dau Phu Ran Tam Hanh)」という料理だそう。
地元の方がおすすめしてくれたものは必ず食してみるのが西尾流です。
焼きたての厚揚げに、ヌクマム漬けのネギがたっぷり。
はふはふしながら頬張り、ビアホイをぐびり。
ぷはー!
私が悦に入っているのを察したのか、隣のおっちゃんたちが英語でやたらと話しかけてくれる。
「韓国人か?」
「いや、日本人です」
「そうか。それ旨いだろ!?」
「アロイ!」
思わずタイ語を口走ってしまうほど旨いんです。
久々に訪れたハノイの初日に、良き店に出会えました。
店名 | Bia Bà Bát |
営業時間 | 08:00-23:00 |
定休日 | 基本無休 |
Google Map | https://maps.app.goo.gl/Y24KYY3kv6k9wBXy6 |
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