ラオス|ビエンチャンで鍋といえばシンダート

前回アップした記事で、ビエンチャンのカオピアック食堂『カオピアック・セープ』を紹介しました。
ここへ行くためにママチャリをレンタルしたにも関わらず、無情にも閉店。
晩ご飯はココと決めていたわたしは茫然自失となり、空腹を抱え、晩飯難民となってしまいました。

さて、どこへ行こうか…。
何店舗か訪れてみたい店をリストにしていたわたしは、この中から『ラーン バーン ペッド』という店をチョイス!
中心部から空港へ向かう道中にあるこの店では、ラオスの鍋シンダート(ຊີ້ນດາດ)がある店として知られているようです。

ママチャリをこいでビエンチャン空港方面へ

シンダートとはタイのムーガタに酷似した鍋で、突起した中央部で肉を焼き、周辺に並々とひたったスープで野菜を入れ、タレでいただく鍋料理です。

そうと決まったらママチャリをこいで、西方面へGO!
「んぎー。んぎー。んぎー」と姦しく喘ぐママチャリを漕ぐこと10分。
ビエンチャン空港へと通じるセタチラト通り沿いに『ラーン バーン ペッド』が見えてきました。

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食後に撮影したので暗いですが、来店したころはもっと明るい時間帯でした

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食べ終わるころには続々と来店

他客はチムチュム鍋ですがわたしはシンダート!

わたしが来店したのは17時ごろとディナータイムにしては早い時間だったので、先客は2組ほどしかいない。
その2組のテーブルにはてっきりシンダートの鍋が置かれているのかと思いきや、チムチュム鍋!
しかもタイで見るチムチュム鍋とは違い、一回りほどデカい!
なんでシンダートを食べておらんのや…。

せっかくビエンチャンまで来て、タイならどこにでもあるチムチュムってのももったいないので、当初から決めていたようにシンダートをオーダーしました。

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見た目はタイのムーガタそのもの。
タイのムーガタは食べ放題が多いですが、『ラーン バーン ペッド』は1人前で出てくるスタイルです。
赤身の牛肉は薄らと入ったスジが美しく、見ているだけで食欲が刺激されます。
事実、牛肉は凸部分でさっと焼き、味噌ダレに付けていただくと、うまうま旨い!
牛肉だけではなく、この味噌ダレも素晴らしい。
このタレがシンダートの特徴なのかもしれません。

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まずは脂身を熱し、凸部に油を塗っていきます

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周辺に野菜を並べ終わると、しばらくウェイティング

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牛肉は火を通し過ぎないよう細心の注意を!

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この味噌ダレがワンダフォー!

ラオス料理店だと思うのですが点心もあるようです

先に触れたように『ラーン バーン ペッド』にはチムチュムもあり、ほか店頭には点心も積み上げられています。
点心の容器である蒸篭(セイロ)を見ると、中も見ていないのに無条件で「旨そう」と思ってしまうのはわたしだけでしょうか…。

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食べたい意欲は満々でしたが、シンダート鍋を1人で完食したわたしの胃袋は、これ以上の入荷を頑にこばみ断念。
記事をご覧になり来店し、点心を食べた方がおられましたら、ご感想をコメントでぜひ!

【SHOP DATA】
「ラーン バーン ペッド」
TEL:021-212-968
OPEN:16:00-23:00
PRICE:シンダート55,000キープ

2 件のコメント

  • 大通りの向かい側に移転しています。
    建替えが終わったら元の位置に戻すそうです。

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