ルアンパバーンでのローカルグルメでは必食「ソムタムルアンパバーン」@ナイトマーケット屋台街

私はタイに住んでいるため周辺の東南アジア各国はほとんど訪れたことがあります。ミャンマー、カンボジア、ベトナム、マレーシア、インドネシア、シンガポール、フィリピン、そして今回取り上げるラオス。
ラオスは国連から後発開発途上国に指定され、東南アジアでもっとも貧しい国と言われています。後発開発途上国とは「開発途上国の中でも特に開発が遅れている国」のこと。経済成長をしているとはいえ、首都ビエンチャンでさえ高層ビルなんてなく、のんびりとした田舎町といった風情です。
それだけに世界中のバックパッカーからの人気は高く、ビエンチャンだけではなくルアンパバーン、バンビエン、パクセーといった街が観光地として有名。
真意のほどは定かではありませんが、「ニューヨークタイムズが『世界で一番行きたい国』に選んだ」といったブログ記事が出回っているだけに、旅人には注目されている国であることは間違いありません。

ルアンパバーンで食べたかったソムタムルアンパバーン

私はこれまで首都ビエンチャンには二度訪れたことがありましたが、そのほかの街は皆無。周囲の旅好きに聞くと、ほとんどがルアンパバーンやパクセー、バンビエンには来訪済みとおっしゃる。
2019年でタイ在住丸8年。そんな私だけに出遅れた感は半端ありませんが、私もようやくルアンパバーン行きを決意いたしました。

ルアンパバーン名物の朝の托鉢風景。

街の名前だけはよく聞いていたルアンパバーン。街の名前が料理名になっているソムタムがあるのをご存知でしょうか。名前はそのまんま「ソムタムルアンパバーン」です。ソムタムの本場バンコクの『バーンソムタム』というソムタム専門店にもメニューにあるのですが、私は食べたことがない。
せっかくなら本場で食べてみようと、私は初日に訪れたのはナイトマーケット近くにある屋台街でした。

ルアンパバーンのナイトマーケット屋台街が旨い

ルアンパバーンでは毎夜、街の中心部でナイトマーケットが開かれています。食器類から衣服、アクセサリーと、ラオスらしい品々が並んでいて、お土産を買うならココがおすすめですが、私はといえばざっくりと見ただけで終了。私のお目当ては土産物などではなく、ナイトマーケットから路地に入ったところに広がっている屋台街です。
細い路地の両側に屋台がみっちりと軒を連ね、鶏やソーセージの炭火焼やパパイヤサラダといったラオスの屋台料理、氷水に浸されたBEER LAO、原色がほどこされたパンケーキなどが所狭しと並んでいます。
路地の長さはたぶん200メートル弱。たったこれだけの距離に10軒以上もの屋台が密集し、地元ラオス人や欧米人などの旅行者が集まるので、ピーク時の熱気は東南アジアの雑多な雰囲気が濃厚。私個人的にはナイトマーケットよりも、ここの屋台街を歩いているほうがよほど楽しい。

ラオス屋台料理を扱う屋台はいくつかありましたが、私が選んだのは、地元ラオス女子も利用していた路地の中央にある屋台でした。
テーブルが少ないうえ、客数もそこそこいたので相席で着席。必食のソムタムルアンパバーンを始め、ガイヤーン、サイウアです。
どれもこれもタイ料理名で表記しておりますが、基本タイ語が通じるラオスですので、そのまんまお伝えいただいて問題ございません。

ソムタムルアンパバーンだけじゃなくサイウアもぜひ

初めて目にしたソムタムルアンパバーン。外見だけを見るとタイのソムタムとは別物であることが分かります。まずパパイヤの形状が異なっている。タイのソムタムは細切りになっていますが、ソムタムルアンパバーンは幅広で、まるできしめんのような形にカット。タレが具材に浸るぐらいたっぷり使われているのも特徴です。
味付けにプラーラが使われているので、独特の臭みが少々あり。プラーラとは魚を塩漬けにして発酵させた調味料なので、好き嫌いが分かれるでしょう。
タイのソムタムとは違った魅力があり、私個人的にはけっこう好きなソムタムです。

ソムタムルアンパバーン

手前がガイヤーンで奥がサイウア(北タイソーセージ)

彼女の屋台でいただきました。顔を覚えてぜひ来店してみてください。

私の隣にラオス人もいたので、地元民にも受け入れられているここのソムタムルアンパバーン。
ここの店はサイウア(北タイソーセージ)も非常に良かったのでぜひおすすめしたいのですが、店名が掲げられていないので、写真に写っている女性スタッフの容姿を目印に行ってみてください。

【SHOP DATA】
ナイトマーケットの屋台街
OPEN:17:00-24:00

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