私がベトナムのニャチャンに初めて訪れたのは今から13〜14年前。
ホーチミンから列車に乗り、途中で(どこか失念)バンに乗り換え、ぎゅうぎゅう詰めの車内で肩をすぼめながら数時間かけて行った記憶が残っています。
そのころのニャチャンはほんとうに何もなく、ビーチで寝転がりながらビールを飲み、観光といえば遺跡のポーナガール(Tháp Bà PoNagar)を見学した程度。
そんなニャチャンでしたが、いまでは一大リゾートとして開発され、ビーチ沿いにはホテルが建ち並び、ロシア人やら中国人が大挙する観光街へと変貌を遂げています。
バンコクからニャチャンへのLCCが飛び始めたことで、10年以上ぶりにニャチャンへ訪れてみたら、その変貌ぶりに驚くばかり。
13年経って私自身も完全なおっさんへと変貌したわけですが。
英語表記だとだとナトラン(Nha Trang)なのに、なぜゆえ日本人は「ニャチャン」と呼ぶのか。
wikipediaで調べてみたところ、「現代のベトナム語での正しい発音はニャチャン」だという。
これが事実ならば日本人は正式名称を使用しているわけですが、諸外国の方々にはまったく通用いたしませんのでナトランと呼ぶことをお勧めします。
ホテルに紹介してもらったシーフードストリートThap Ba
すっかりリゾートへと昇格したニャチャン。
ビーチリゾートですので海にでも入ってみるかと、浜辺へと腰を下ろし、海を眺めてみる。
お世辞にも美しいとは言い難く、しかもそこそこの高さのある波がざっぷんざっぷん打ち寄せ、そのような大洋をしばし眺めていると泳いでみようかという気持ちは完全に消え失せた!
ということで、ビールすら飲むことなくそうそうにビーチを立ち去った次第です。
バンコクから1時間半かけてわざわざ訪れたビーチリゾートですが、ビーチでの滞在時間はおよそ30分程度。
浜辺の街でビーチを堪能できぬなら、残された楽しみはシーフード。とはいえ、ロシア人やら中国人など外国人観光客が大挙するシーフードレストランなどには行きたくないし、どこかないかと思案していたところ、逗留したホテルで教えてもらったのが今回紹介するThap Baという通りでした。
ベトナム人でごった返すニャチャンのシーフードストリートにある『QUÁN ỐC ĐÔNG XUÂN』
シーフードストリートのThap Baは、ニャチャン中心地からは北にあり、徒歩で向かうには足腰が披露する距離に位置しています。
私はホテルで借りたバイクで飛ばしましたが、免許を保持していない方はタクシーなどを利用したほうがよろしいでしょう。
さてThap Ba。
シーフードストリートと呼ばれるように、数軒のローカルレストランが軒を連ねています。
それらの中でもっとも賑わっていたのが『QUÁN ỐC ĐÔNG XUÂN』。
ベトナム名物の低いテーブルに腰を下ろしメニューに目を通してみると、ローカル食堂なのに英語表記もある。
ほぼ満席の客席を見る限り外国人はいないように映りましたが、ローカルを求めてここまで来る旅行者も少なくないのでしょう。
私がオーダーしたのは牡蠣、イカ、ỐC HƯƠNGと呼ばれる巻き貝、インスタント麺を炒めた麺料理です。
ベトナム人がこれほど大挙するレストランだけあり、どれも旨い。イカなんて頬が緩むほどのぷりぷり感。
サイゴンビールが進むことこの上ない!
インスタント麺は一見旨そうなのですが、薄味というか、味付けを忘れたんじゃないと訝しるぐらい味がなく、しょんぼり。
『QUÁN ỐC ĐÔNG XUÂN』のメニュー
メニューの数ページを撮影。
こういったラインナップが揃っています。
ニャチャンのシーフードストリートThap Baを動画でも紹介しています
今回取り上げたThap Baにある『QUÁN ỐC ĐÔNG XUÂN』を、私のインスタグラムで動画でも紹介しています。
ご陽気なおばちゃんにもご出演していただいていますので、ぜひご鑑賞ください。
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「QUÁN ỐC ĐÔNG XUÂN」
TEL:+84-93474-5639
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